【フィリピン】アジア開銀、インフラ融資2449億ペソに[運輸]

フィリピン運輸省は24日、同省の大規模インフラ開発事業に対してアジア開発銀行(ADB)が行っている融資は総額2,449億ペソ(約6,585億円)に上ると明らかにした。

内訳は、マニラ首都圏の主要玄関口であるニノイ・アキノ国際空港(NAIA)改修や、首都圏と郊外を結ぶ南北通勤鉄道、都市高速鉄道(MRT)4号線の敷設などがある。

ほかにも、首都圏の幹線道路エドサ通り沿いの高架歩道「エドサ・グリーンウエー」の整備や、南部ミンダナオ島でのダバオ公共交通近代化の各事業、インフラ準備・革新ファシリティー(IPIF)を通じた融資が含まれる。

運輸省とアジア開銀は24日、一連の事業に関する調整会議を開いた。会議には財務省と国家経済開発庁(NEDA)も加わった。

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