久保建英 古巣復帰は困難とスペインメディア指摘「レアルに居場所はない」

久保建英(ロイター)

スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)は26日(日本時間27日)に、ホーム開催の古巣、レアル・マドリード戦に臨む。

敵地で行われた9月の対戦ではフル出場も無得点に終わり、1―2で敗れた。今回もパフォーマンスが注目される中、スペインメディア「ディフェンサ・セントラル」が、Rマドリードにおける久保の状況について言及。「今シーズンの初めには、この日本人選手が、古巣に復帰する可能性も指摘されていたが、時がたつにつれ、この構想は大きな勢いを失っている」と指摘した。

その理由については「Rマドリードの首脳陣は、彼の居場所はないと考えている。来季は(キリアン・)エムバペとエンドリックの加入により、カルロ・アンチェロッティ監督の陣容に、久保が入ることは非常に難しくなっている。それに、ロドリゴとブラヒム(・ディアス)が目覚ましい活躍を見せている」と説明。Rマドリードは、久保の実力自体は評価しているが、ポジションがないというわけだ。

スペイン外のビッグクラブも久保に関心を寄せているが、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は残留の見通しを報道。やはり来季もレアル・ソシエダードでプレーする可能性が高いようだが、〝直接対決〟では、そんな流れをひっくり返すような大活躍を期待したいところだ。

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