麒麟川島に〝あのちゃんトラウマ〟 「ラヴィット!」で恐怖体験…共演NGではなかった!

麒麟・川島明(左)とあのちゃん

「あのちゃん」こと歌手でタレントのあのは「ラヴィット!」(TBS系)〝出禁〟ではなかった――。

24日放送の「水曜日のダウンタウン」(同局系)では番組放送10周年記念特別企画として「視聴者&出演者が選ぶ〝一番好きな説〟」をランキング形式で発表。検証した1340説の中で、2位にあのが入った。これは、あのが2021年10月に麒麟・川島明(45)がMCを務める「ラヴィット!」に生出演した際、「『ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人軍団が遠隔操作すれば、レギュラーメンバーより笑い取れる説」だ。

千原ジュニアや野性爆弾・くっきー、霜降り明星・粗品ら凄腕芸人が別室から遠隔操作で、あのの大喜利の回答を指示。七味唐辛子に含まれるものの答えとして、「ほぐした赤LARK(たばこの銘柄)」などと答え、MCの川島らスタジオは騒然となった。

当時まだブレーク前だったあのは「『水ダウ』で知ってくれた人、めちゃめちゃ多いです、僕のこと。今も『遠隔されてる?』って言われちゃうようになった」と反響の大きさを振り返った。

一方の川島にとっては相当な恐怖体験だった。「ラヴィット!」は同年3月にスタートしたばかりで、自身もMC1年目。まだ番組が軌道に乗っていない中、ドッキリを仕掛けられたからだ。

「川島は当時、あのちゃんのことをほとんど知らず、〝不思議系アイドル〟くらいにしか思っていなかった。すると大喜利でずっと手を挙げ続けて、すごい回答を連発するので、体が震えて胃が痛くなり、冷や汗も止まらなくなったそうです。終了後、ドッキリと気づいた際は『生放送でドッキリをしないでください!』とスタッフらに抗議したほどでした」(TBS関係者)

「水ダウ」で、あのは「あれから『ラヴィット!』に一度も呼ばれてないです」と苦笑いし、ネット上では〝出禁説〟も飛び交ったが…。

「共演NGや番組出禁ではありません。ただ、川島はあのに限らず『ラヴィット!でのドッキリは勘弁してください』と強くお願いはしていますけどね。冷や汗ものだったあの出来事を、夢で見ることもあったそうですから」(同)

あの伝説の大喜利が「ラヴィット!」という番組の知名度を上げた面もあるが、川島には生放送MCの怖さを痛感した瞬間でもあったようだ。

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