ブライス・ハーパーが産休明け初日に一発!第三子誕生にまたも自ら祝砲を打ち上げる<SLUGGER>

現地4月25日のレッズ戦で、産休から帰ってきたばかりのブライス・ハーパー(フィリーズ)が自ら祝砲を上げた。

この日、産休リストから復帰したばかりのハーパーは3回の第2打席、ニック・マルティネスが投じたチェンジアップが真ん中に入ってきたのを見逃さず最短距離で振り抜くと、打球は空へ高々と舞い上がってライトスタンドへドスン。今季5号を誕生したばかりの第三子に捧げた。
このタイミングで一発を放つとは、さすが千両役所。しかも、ハーパーは子供の“バースデー弾”を放つのはこれが初めてではない。フィリーズ加入1年目の2019年8月にも、第一子・クルー君の出産に立ち会った後、戦線復帰初戦にアーチをかけている。この快挙にはMLB公式X(旧Twitter)も「まさにダディ・パワー!」と子供への愛を称えている。

なお、第二子の長女ブルックリンが誕生したのはオフシーズンだった20年11月のことであるため、シーズン中の産休リスト復帰初戦にハーパーがホームランを打つ確率は目下100%だ。数々のクラッチヒットを放ち、プレーオフの大舞台でも躍動してきたハーパーだが、真の勝負強さとはこういうことを言うのかもしれない(?)。

構成●SLUGGER編集部

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