超時短キャンプ飯!子どもも作れる!忙しい朝食をちょっと贅沢にするアイデア5選

キャンプの朝は次の予定やチェックアウトが気になって、時間に追われがち。
朝食もつい、あっさりとしたものになってしまうのではないだろうか。
そこで、手間もかからずに贅沢感のある朝食を紹介しよう。

■ジャガイモのシェラカップオムレツ

フライパンでひっくり返すこともなく、シェラカップで簡単に作れるオムレツ。
ボリュームを出すためにジャガイモを刻んで入れてある。大きなシェラカップで作って、数人でシェアするのもいいだろう。

〈作り方〉

シェラカップを温め、少し多めのオリーブオイルを入れる。側面にもオイルを回らすのがポイント。

刻んだジャガイモ、カットした魚肉ソーセージを炒め、カップのサイズに合わせて溶いた卵を入れる。

火を弱めて、蓋をしてしばらく放置。蒸し焼き状態になって、カップの中心にも火が通ったら完成。

■しっかりと食事できるスープ

味噌汁に入っているのはカット餅。
煮込む必要もなく、柔らかいお餅が食べられるので、キャンプの朝食にも使いやすい。
雑炊は白がゆを使っているが、深い味わいとなり、ぜいたくな食事となった。

〈作り方〉

レトルトの白がゆに雑炊の素を入れた。本来はご飯と水を混ぜるのだが、この方法であれば炊飯の必要がない。

缶詰の豆にトマトピューレーを入れ、水と塩胡椒で味を整える。これだけで食事できるスープが完成する。

■やきとりアボガドディップ

クラッカーとディップは相性がいいが、ディップを用意するのが面倒。
そこで、簡単に作れるディップを考えてみた。
市販されているトルティーヤ・チップス用のディップを利用している。

食事した時の満足度を高めるために焼き鳥の缶詰を混ぜている。抜群のコンビネーションだった。

■上トロ風アボガドスライス

アボカドは保存できる野菜!?としても万能。
カットしてオリーブオイルと塩をかけるだけでも美味しいが、わさび醤油で食べると、上トロのような味になるので、日本人にもピッタリ。
クラッカーと一緒に食べれば、しっかりとした食事になる。ただ、アボカドの熟すタイミングには注意を。

■カットフルーツは万能

キャンプの最終日であっても、新鮮なカットフルーツ。
食事のデザートを用意すれば食卓も充実する。
りんごやオレンジも保管ができるので、利用する予定がなくてもキャンプ用に常備しておくと便利。

リンゴをカットした時の変色を防ぐために、一般的に塩水に通す方法が知られているが、実は普通の水だけでも効果がある

PHOTO/中里慎一郎
TEXT/渡辺圭史
出典/ガルビィ2024年4月号

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