サンタナが決めた!来日初のサヨナラホームランに大矢明彦氏「やっぱり魅力ありますよね」と頼れる助っ人のパワーを絶賛

◆ 全方向に飛ばせる技術を絶賛

ヤクルトが広島とのノーガードの打ち合いを制した。荒れたゲームに終止符を打ったのは助っ人外国人の一発だった。9回裏、8-8の同点の場面で打席に入ったドミンゴ・サンタナは、広島の守護神・栗林良吏の投じた153キロのストレートを一閃。打球はヤクルトファンの待つライトスタンドへ吸い込まれるサヨナラホームランとなり、ルーズベルトゲーム超えの熱戦にケリを付けた。

お立ち台に上ったサンタナは「感情で満ち溢れてるんですけど、まず勝てたので最高です」と第一声。続けて「正直頭が真っ白だったんですけど、神様に感謝を告げて、チームが勝ったことに感謝を告げていました。チーム全体として素晴らしい勝利でした。これからも連戦が続くので、これで勢いがついたと思うんで、毎試合毎試合全員で粘って勝ちにいくしかないです」と気を引き締めた。最後に「最後までいて下さってありがとうございます。いつも応援ありがとうございます。これからも全員でがんばります」とファンに感謝の意を表していた。

25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹氏は「オスナが目立ってましたけど、最後のサヨナラはこのサンタナが決めました」とこの日もグランドスラムを放った盟友を例に出しながら、解説者として出演した大矢明彦氏にコメントを求めると「そうですね、もうもう目1杯振りに行ったら、真っ直ぐが真ん中にに来ちゃったんでホームランになりましたね」と分析。その上で「こういうところも打てる選手だからね、やっぱり魅力ありますね」とパワーを兼ね備えた助っ人を評価。最後に野村氏は投手目線で「逆方向の一発ってのは、やっぱり効きますよね」全方向に飛ばせる技術を絶賛していた。

乱打戦を制し連敗を3で止めたヤクルト。まだ最下位に沈んでいるが、打線が上向いてきた燕は侮れない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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