アル・パチーノとダン・スティーヴンス、『ザ・リチュアル』にキャスト入り

アル・パチーノ(84)とダン・スティーヴンス(41)が『ザ・リチュアル』に出演することが決まった。デヴィッド・ミデル監督による同ホラー映画で、2人は問題を抱えた司祭を演じる。

XYZフィルムズは、ミデル監督とエンリコ・ナターレが脚本を手掛けた実話に基づく同作品で全世界での配給権を取得しており、2025年に映画館での公開、そしてカンヌ映画祭で国際配給を計画している。

同作品は、自分の信仰に疑問を抱いている司祭(ダン)と、過去の悩みを抱えた司祭(アル)の2人が、自分たちの違いをよそに危険な数々の悪魔祓いを伴いながら、憑依された若い女性を救うというストーリーで、悲惨な悪魔祓いを受けたアメリカ人女性、エマ・シュミットを本格的に描いている。

そんなダンは、最近出演した『ゴジラxコング 新たなる帝国』でのアダム・ウィンガード監督や共演のレベッカ・ホールとの映画製作について『エンターテインメント・トゥナイト』にこう語っていた。「最高の時に電話をもらうなんて信じられないよ。旧友でこれらの前作でも監督を務めたアダム・ウィンガードから電話をもらい、僕の古くからの仲間の1人のレベッカ・ホール、そして僕が敬愛するブライアン・タイリー・ヘンリーと共演できるなんて。彼らは僕に素晴らしいキャラクターを書いてくれた」「だから、本当に楽しかったよ」

『ダウントン・アビー』のマシュー・クローリー役で一躍有名になったダンは、シーズン3でTVシリーズから降板したものの、3作目の映画化の見通しに「興奮している」として、「日曜の夕方に人々のリビングルームに登場する他の番組と同じように、人々はそれに特別な感情を持つ」「ある意味、家族の一員になるんだ。座って、お母さんやおばあちゃんと一緒に見る。多くの知り合いがあの番組を見ていて、そして家族をひとつにしている」「笑ったり泣いたりするけど、多くの人にとって意味のある番組のひとつなんだ」「だから、次の映画も楽しみだよ」と話していた。

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