巨人29歳が“12球団最強” 菅野も脱帽…安打阻止の衝撃守備が「エグすぎんよ~」

中日戦で好守を披露した巨人・吉川尚輝【写真:小林靖】

巨人・吉川尚輝が中日戦で美技を披露した

■巨人 3ー2 中日(25日・東京ドーム)

巨人・吉川尚輝内野手が25日の中日戦(東京ドーム)に「8番・二塁」で出場。3回の守備で超美技を披露し、「たまらんたまらん」などとファンをうならせた。

0-0の3回、先頭の村松が放った頭上を越えようかというライナーを、半身の状態で数歩背走。絶妙なタイミングでジャンプし、逆シングルでキャッチした。本拠地はどよめきに包まれ、マウンド上のベテラン、菅野智之投手も帽子をとって感謝していた。

DAZNが公式X(旧ツイッター)で「逆シングルで飛ぶ」の文言とともに吉川のファインプレーを投稿。ファンは「ドンピシャ」「セカンドは今年アツいぞ」「たまらんたまらん」「かっこいーぞ」「惚れるぜ尚輝」「マジでうめぇわ」「エグすぎんよ~」と驚きの声を上げていた。

セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、試合前の時点で守備での貢献度を示すUZRは「2.6」。29歳の吉川は二塁手部門で12球団トップの数値を誇っている。

対戦相手の中日には、同じセカンドで2年目の田中幹也内野手がいるが、この日は吉川も田中も好プレーを披露。今季は両選手の守備での貢献が目立っている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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