塩飴や塩分チャージタブレット、余ってない?メーカー公式などの簡単アレンジで、おいしく消費できる方法がありましたヨ~♪

こんにちは。家事コツ研究員のFumiです。夏場に活躍する塩分チャージタブレットや塩飴。差し入れなどでもらうことがあるのですが、わが家は食す人は少なく、溜まる一方。昨シーズンにもらったタブレットが、丸1袋あるほどです…。上手にアレンジして消費する方法ってないものでしょうか?! おいしいと噂の方法などを試してみました!

塩飴&タブレットを使うときには注意点が!

一気に大量消費したいけど、塩飴&塩分補給タブレットは注意点も。商品によって成分が異なりますが、調べたところ、塩分は1粒0.03g~0.15gと差があり、0.1g前後が多いようでした。

厚生労働省の「健康日本21(第三次)」では、塩分の目標摂取量は、20歳以上の男女で1日当たり7.0g未満。塩分補給の飴&タブレットは商品の成分表示を見て、「1日に〇個まで」と決めておくと安心かもしれません。

ちなみに、私は塩分を気にするタイプ(笑)。なのですが、1粒で塩分0.1gの塩飴なら、1日5粒くらい食べるなら大丈夫かもと思いました。

では、これをふまえて、塩飴やタブレットをおいしく消費できる活用方法を試していきます~。

シンプルな成分の塩飴は梅シロップやビネガーシロップに!

塩飴は「梅シロップ」や「果実酢シロップ」にするのが楽しそう♪ 例えば、春日井製菓さんの公式サイトでは、「梅塩シロップ」のレシピが紹介されていて、材料は青梅、塩あめ各同量のみ。氷砂糖の代わりに塩あめを使うイメージです。

とくに塩、砂糖、水あめ、醤油などシンプルな成分の塩飴の消費におすすめです。今回は、青梅が出回る5月が待ちきれなかったので、フルーツで果実酢シロップを作ってみましたよ。

材料:フルーツ150g、塩あめ1袋(144g)、りんご酢150ml。

まず、フルーツ(今回はキウイフルーツ。皮をむいてカット)を冷凍。500mlの保存瓶は熱湯消毒して、アルコール消毒をします。

瓶の中に、塩あめとフルーツを交互に入れます(青梅シロップ作りの場合はこれで作業終了!)。

りんご酢を注ぎ入れて密閉し、冷暗所に保管します。3日以上漬けたら飲み頃です。冷蔵庫で2週間を目安に飲み切りましょう~。

4日後、飲んでみました。炭酸水で割るとキリッ、シュワワと爽快ななかに、ほんのり塩気と甘みが感じられておいしい! 子ども用は、牛乳で割ると飲みやすいみたいでした。

キウイ果実は4日目だとかなり酸っぱかったのですが、14日後(下写真)には甘みもよく染みて食べやすくなりました!

味が変わっていくのが、自家製果実酢のいいところですよね♪ 青梅が出回ったら、梅シロップも作りたい!

塩分チャージタブレットは部活用ドリンクに

続いて塩分チャージタブレットの活用法です。こちらはクエン酸など補助成分入りが多いので、料理などには使いづらい…と個人的に思いました。そこで、2つの活用方法にチャレンジ!

1つ目は、ヨーグルトトッピング! 硬いのでキッチンばさみで細かく砕き、ヨーグルトにかけます。これが予想以上においしい!

甘じょっぱさ、酸味はもちろん、ガリッとした食感のアクセントにもなって、また食べたい味わいです♪

2つ目は、息子の部活用ドリンクにするアレンジ。水分補給について、厚生労働省の推奨は0.1~0.2%の食塩水なので、水100mlにつき塩分0.1gになるように塩分チャージタブレットを溶かし入れます。

試しに、タブレットをそのままドボンと水に入れると、振ってもなかなか溶けず…。丸2日経っても全部は溶けませんでした(泣)。

早く溶かすには、キッチンハサミで切るか、少量の熱湯をかけてフォークで砕くといいかも。

氷を入れて味見してみると、さっぱりめのスポーツドリンク風。甘みと塩気はほんのりで、ごくごく飲めます。

部活中に飲んで帰ってきた息子からも「普通においしかったよ」とのこと。これは使えそう!笑

果実酢もヨーグルトトッピングも、部活用ドリンクにするアレンジも、どれもおいしく活用できて大満足でした! 塩飴やタブレットが余ったときは、ぜひお試しください♪

写真・文/北浦芙三子

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