「キョウリュウジャー」“ノッさん”金城大和の面白さは10年後も健在!坂本浩一監督も太鼓判の表現力

10周年で全員集結! - 画像は『キングオージャーVSキョウリュウジャー』より - (C)2024 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映 (C) 東映

Vシネクスト『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の監督・アクション監督を担当した坂本浩一がインタビューに応じ、同作で有働ノブハル/キョウリュウブルーを再演した金城大和のこだわりや、撮影当時のエピソードを語った。

10周年を迎えた「獣電戦隊キョウリュウジャー」(2013~2014)とスーパー戦隊シリーズ第47弾「王様戦隊キングオージャー」がクロスオーバーする本作。「ノッさん」の愛称で知られるノブハルは、親父ギャグが大好きなキョウリュウジャーのムードメーカー的存在。なんでも屋を経営する働き者で、テレビシリーズでは妹と姪と3人で暮らしていた。

「キョウリュウジャー」メンバーの年長組である金城は、「当時からすごく面白い奴でした」と坂本監督は証言する。「大和とは別作品の現場でも会ったりしていたので、お久しぶりという感じではなかったのですが、彼が生み出す独特な雰囲気が、キングオージャーがいても変わらなかったのは流石だなぁ~と改めて感じました」

ノッさんといえば、天然パーマがトレードマーク。金城は当時から髪型にこだわりを持っていたそうで、Vシネクストでも当時のノっさんに近づけるために工夫していたという。「今の大和のままでもいいと言ったのですが、短髪ながらパーマをあてたり、彼なりに工夫して、当時のノっさんにどうやって近づけられるか、意識して演じていましたね。当時の雰囲気をすごく大事にしていることが感じられました」

また、テレビシリーズで連発していた親父ギャグは10年経っても健在だ。坂本監督は「実は大和はすごく真面目で、親父ギャグも台本に書いてあるのですが、台本以上のことをやろうと、大和が事前に考えてきて足していました。今作でも彼の面白いアドリブお芝居や、アクションシーンも健在です!」と金城の変わらぬ魅力に太鼓判を押していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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