ド軍4番すら衝撃「201キロだと思ったよ」 大谷の打球は「ロケットみたいに飛んでいく」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ナショナルズ戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。打席中、ベンチで中継インタビューに応じていた同僚から称賛される場面があった。この試合はベンチスタートとなっていたウィル・スミス捕手は、大谷が前日に放った強烈な打球について「125マイル(約201.2キロ)くらいだと思ったよ」と仰天している。

カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では、大谷の3回の第2打席中にスミスがベンチからインタビューに応じた。連日弾丸ライナーを放っている打席の大谷に目を向けながら「クレイジーだ。彼がどれだけ強く打っているか。彼が打つたびに、バットからロケットみたいに飛んでいく」と驚いていた。

大谷は前日のナショナルズ戦では打球速度115.6マイル(約186.04キロ)の強烈な二塁打を放ち、23日(同24日)にはドジャース史上最速となる118.7マイル(約191.02キロ)の6号ソロをかっ飛ばした。スミスは「昨日打ったライナーは115マイルだっけ。125マイルぐらいだと思ったよ。いや、待てよ、その前の夜のホームランはもっと速かったんだって。彼がやっていることは信じられないよ」と普段は4番を打つスミスも笑うしかなかった。

スミスは大谷からの学びはあるかと問われると「彼がやってることをできるのは彼だけ。もしくは数人だけ。でも彼の道徳は学べる。彼の試合へのアプローチの仕方や、どう準備しているかを毎日見ている。こういったことが私たちが学べることかな。120マイルは打てないから」と言及。強烈な打球とともに、準備や人間性を称えていた。

THE ANSWER編集部

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