奥平大兼、短編映画『フレイル』で主演 SF学園ゾンビ作

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奥平大兼が、SF学園ゾンビ映画『フレイル』で主演を務める。

東宝が新たに手掛ける才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」。4人の新進気鋭な監督たちによって創り出された短編オムニバス映画で、『GEMNIBUSvol.1』として6月28日から2週間限定で公開される。

奥平はそのうちの『フレイル』で主演を務めた。第75回カンヌ国際映画祭「#TikTokShortFilm コンペティション」でグランプリを受賞し、TikTok TOHO FilmFestival 2022ではテクニカル賞を受賞した、縦型映画のパイオニアともいえる本木真武太さんが監督を務める、少子高齢化問題を背景とした、SF学園ゾンビ映画だ。

VR空間「アナプシー」で青春を追体験する老人・明。しかし、何者かによってゾンビウイルスがVR空間に放出され、死の淵に追いやられることに。生きる意味を失っていた明が、生死を彷徨った末に、見出した生きることの本質とは―。

奥平が演じるのは、明の17歳の姿。アナプシーでの学園生活にも馴染み、そこで新たに出会ったシゲ・めい子との学園生活をきっかけに、生きることに対して前向きな気持ちへと変化していく。

真由子との死別をきっかけに、人と触れ合うことができなくなっていた明だが、最後は人と触れ合うことの大切さを改めて認識し、新たな友人たちと共に新たな人生を楽しむことをスタートさせる。

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