2勝目・山本由伸を監督絶賛「これまでで最高だ」 恐怖の投直には「死ぬかと思ったと言っていたよ」

ナショナルズ戦で先発登板したドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

ナショナルズ戦で快投

米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地ナショナルズ戦で今季6度目の先発登板。6回4安打無失点、7奪三振1四球の好投でメジャー2勝目をマークした。試合後、会見に登場したデーブ・ロバーツ監督は「これまでで最高の登板だったと思う」と称賛。5回のピッチャーライナーの場面については「死ぬかと思ったと言っていたよ」と山本の様子を振り返っていた。

山本は、97球中70球ストライクの快投。5回には先頭ロサリオの強烈なピッチャー返しを受ける危機一髪のシーンもあったが、顔面に向かってくる打球を超反応で好捕した。

会見でロバーツ監督は「直球を効果的に使い、制球も良かった。ストライクを先行させることが多かったし、三振も織り交ぜていた。長い回を投げてくれたし、変化球、特にカーブは良かった。スプリットもだね」と絶賛した。

山本はこれで6日(同7日)のカブス戦以来となる2勝目。直近2登板では計11イニングで7失点と苦しんでいたが、指揮官は「全体的に見て、ここまでで最高の登板だったんじゃないかと思う」と称えていた。

5回のピッチャー返しは打球速度104.8マイル(約168.7キロ)だった。山本の様子については「死ぬかと思ったと言っていたよ」と報道陣の笑いを誘った。無事だったからこそ「面白かったね。先発のイニング間にユーモアを織り交ぜて、気持ちをリセット出来たのは良かった」と語っていた。

THE ANSWER編集部

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