関越道で事故…PA付近で計6台衝突 車線またいで走行する49歳の車、渋滞でゆっくり走る車列へ…4台の間を擦り抜けるようにぶつかり、5台目に衝突し横転、トラックに突っ込む 車線またいで走行した理由は不明

トラックなど6台、関越道で多重事故

 25日午前8時55分ごろ、埼玉県三芳町上富の関越自動車道下り線で、トラックや普通乗用車など計6台が絡む事故が発生。乗用車を運転していた東京都小金井市の女性(45)が事故の衝撃で顔面を打つけがを負った。救急搬送されたが意識はあり、命に別条はない。

 県警高速隊によると、現場は三芳パーキングエリア(PA)付近で片側3車線。何らかの原因で中央車線と右車線の間を乗用車で走行していた狭山市の男性(49)が渋滞のため両車線を低速走行中だった前方のワゴン車や乗用車4台の間を擦り抜けるようにぶつかり、中央車線を走行していた女性の乗用車に衝突した後で横転。その際に前方を走行していたトラックにも衝突した。

 事故の影響で、関越道下り線は午前9時20分から同11時までの間、所沢インターチェンジ(IC)―川越IC間で通行止めとなった。同署で詳しい事故原因を調べる。

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