中南米音楽祭「コスキン」 6年ぶり秋3日間開催へ、川俣

 国内最大規模の中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン2024(コスキン)」が10月12~14日、福島県川俣町中央公民館などで開かれる。例年通り秋に3日間の日程で開催されるのは6年ぶりとなる。共催するケーナの響くまちづくり実行委員会が25日、町内で総会を開き、日程や開催方針を決めた。

 今年は町内の飲食店「ニュー新川」にメインステージを追加し、出演者の増加に対応する。初めて8月に開かれた昨年は約100団体が出演した。今年は国内外から150を超える団体の参加を見込んでいる。

 実行委の斎藤寛幸会長は「会場を二つにし、皆さんにはいつもより汗を2倍かいてもらって、コスキンを成功させたい」と話した。

 コスキンを巡っては、19年の東日本台風や新型コロナウイルス感染拡大、中央公民館の改修工事に伴い、開催時期の変更や日程の短縮を余儀なくされていた。

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