“神フレーミング”で山本由伸の2勝目アシスト 捕手バーンズが称賛「打者のバランス崩せた」

ナショナルズ戦で先発登板したドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

ナショナルズ戦で快投

米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地ナショナルズ戦で今季6度目の先発登板。6回4安打無失点、7奪三振1四球の好投でメジャー2勝目をマークした。97球のうち70球がストライクの投球。アシストしたオースティン・バーンズ捕手は「安定感があった」と称賛した。

技術が光った。初回2死、3番メネセスに対してフルカウントから97マイル(約156キロ)の速球を低めに投じた。外れたと確信したメネセスは一塁へ歩き出したが、バーンズが上手いフレーミング。これが効いたのか、球審はストライクをコール。見逃し三振となった。随所で山本の制球力をより際立たせるキャッチングだった。

X上の日本ファンからは「フレーミング、チートでは?笑」「バーンズさんの神フレーミング」と喝采を浴びていた34歳。試合後、ロッカールームで取材に応じ、6日(同7日)のカブス戦以来となる2勝目を挙げた山本の投球について「全ての球を上手く投げられていた。打者のバランスを崩せていたね」と語った。

卓越したフレーミングに定評があるバーンズは、2015年からドジャースでプレー。ダルビッシュ有投手や前田健太投手の球も受けてきたが、この日の山本は「全体的に安定感があった。ストレートもすごく良かったし、カーブもそうだ。スプリットも決まっていたね」と評価。直近2登板では計11イニングで7失点と苦しんでいたが、この日は頼れる相棒とともに無失点の快投を見せた。

THE ANSWER編集部

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