GWに「タマカワラフェス」 地元有志が初の試み 多摩市

実行委員の(左から)桂子さん、渡辺さん、矢野さん

音フェス実行委が中心

聖蹟桜ヶ丘駅周辺の地元有志が立ち上げた実行委員会による新たなイベント「TAMAKAWARAFES(タマカワラフェス)」が5月5日(日)、せいせいカワマチ広場(多摩川河川敷)で開催される。主催はTAMA河原フェス実行委員会。

同エリアで毎年10月に行われている「せいせき音フェス」の実行委員会のメンバーらがこのイベントの主体となり、「春にも地元を盛り上げる催しを実現したい」と考え、様々な企画を練っている。

特大ステージ設置

実行委員会は、夫婦で聖蹟桜ヶ丘の洋風居酒屋を経営する矢野弘佳委員長と矢野桂子さんのほか、音フェス仲間の渡辺良子さんら5人。聖蹟エリアで春の風物詩を作ろうと、それぞれが役割を担い、来場者が楽しめる催しを考えてきた。

長年、音フェスに携わってきた矢野委員長はミュージック担当。矢野委員長は「初の試みは大きなステージを作ること」と話し、ジャズやゴスペル、ダンスパフォーマンス、和太鼓演奏などが繰り広げられる。

体験型フリマも

ワークショップやフリーマーケットに力を入れてきた桂子さんは、子ども用と大人用のランタン作りやグラスサンドアートづくりを開催することに決めた。

桂子さんは「子どもから大人まで楽しめるイベントにしたかった」と話し、子どもが店長となる体験型のフリマなどを企画している。

「毎日、仕事のよう」

キッチンカーを担当する渡辺さんは「毎日、仕事のように駆けまわっている」と話す。天然素材洋品を扱う越谷の企業「仲吉商事株式会社」の代表と自宅が近くだという縁から声をかけ、大声大会の豪華賞品を用意してもらったという。

矢野委員長は「様々な種類の催しがあり、せいせきカワマチ広場では初めての複合的なイベントになるのでは」と期待を寄せる。また、イベントの最後には5メートルのポールを立て、ひもにランタンを飾って明かりを灯すことで、みんなの思い出に残るフィナーレにしたいとしている。

時間は午前10時から午後7時まで。雨天中止。ワークショップ参加費ややキッチンカーの料金が割引になる有料チケットは前売が600円、当日900円。チケット不要の催しもあり。

イベント出演者やキッチンカーなどのイベント詳細、前売チケットの購入方法はイベント専用ホームページ(下記二次元コード)から。

詳細が確認できる二次元コード

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