キュンとくる愛らしさ 新江ノ島水族館にアザラシの赤ちゃん 藤沢市

同館初となるゴマフアザラシの赤ちゃん(同館提供)

新江ノ島水族館では初となるゴマフアザラシの赤ちゃんが19日に誕生した。生まれたばかりの赤ちゃんは流氷の保護色と同じ白い体毛で覆われており、愛らしい姿が来館者を魅了している。

同館によると赤ちゃんはメスで体長79cm、体重約7・5kg。父親は「オガ」、母親は「ココ」で、現在アザラシプールでココが子育てに励んでいる。

自然界では流氷の上で出産。子育て期間は3週間前後と短いが、授乳を経て一人立ちする頃には3倍近くに成長する。生後2〜3週間で親と同じゴマ模様の体色になるという。

同館では「しばらくは少し離れた場所から『ココ』と赤ちゃんを温かく見守って」と話している。子育ての状況からバックヤードで飼育する場合もある。

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