中国自動車業界団体トップ「中国の自動車輸入は減少傾向続く」―中国メディア

中国の自動車業界団体、乗用車市場情報聯席会の崔東樹秘書長は23日に発表した文章で、中国の自動車輸入は減少傾向が続くとの見方を示した。写真は「北京モーターショー2024」。

中国メディアの環球時報によると、中国の自動車業界団体、乗用車市場情報聯席会の崔東樹(ツイ・ドンシュウ)秘書長は23日に発表した文章で、中国の自動車輸入は減少傾向が続くとの見方を示した。

崔氏によると、中国の自動車輸入台数は2017年の約124万台から年平均8%前後減少して23年は約80万台だった。24年1~3月は前年同期比4%減の15万6000台。

持続可能な開発への意識の高まりと、電気自動車(EV)など「新エネルギー車」技術の不断の進歩・成熟に伴い、消費者は新エネ車をますます受け入れるようになっている。崔氏は「中国の自動車産業が絶えず強大化する中、電動化転換が市場の需要構造を変えた。内燃機関車需要が萎縮し、輸入内燃機関車需要も減少が顕著だ」と言及した。(翻訳・編集/柳川)

© 株式会社 Record China