[シドニー 26日 ロイター] - オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)と豪調査会社ロイ・モーガンが26日発表した4月のニュージーランド(NZ)消費者信頼感指数は82.1で、前月の86.4から低下した。
テクニカルリセッション(景気後退)入りした昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)統計後、悲観的な空気が続いている。
指数は100が楽観と悲観の分岐点となる。
高額品購入には不適切な時期との回答は差し引き28%で、4ポイント低下。前月は6ポイントに低下していた。
今後の見通しを示す指数は8ポイント低下して85となった。
ANZのシニアエコノミスト、マイルズ・ワークマン氏は「4月は今後の見通しを示す指数が悲観的となり、消費者信頼感が低下した」と述べた。