マカオのビーチ等に大量のゴミ漂着…珠江デルタ地域で大雨続く影響

チョクワンビーチにおける漂着ゴミの清掃作業の様子(写真:DSAMA)

 近日、マカオを含む中国華南の珠江デルタ地域では大雨が続いている。

 マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は4月25日、大雨により大量のゴミが珠江の下流にあたるマカオ海域及びコロアン島にある2つのビーチに漂着している状況が確認されたとし、海事業界及びビーチを訪れる市民らに注意を呼びかけた。

 同局によれば、ゴミの漂着が目立ち始めたのは4月23日からで、船舶の航行の安全確保のため処理作業を進めているほか、25日朝になって突然ゴミの量が増え、特にチョクワン(竹灣)ビーチの状況がひどく、清掃会社と連携して人手を増やして対応にあたっているとのこと。なお、ゴミの内容については、枯れ木や生活廃棄物が主という。

 同局では、気候や海流、地理的要因から、今後数日にわたってゴミの漂着が続くとみて、ゴミ処理及び巡回を続けるとした。

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