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アート・ロックやプログレッシヴ・ロックの先駆者として知られる英国のロック・バンド、ムーディー・ブルースの創設メンバーの1人、キーボード奏者／ヴォーカリストのマイク・ピンダーが、4月24日、82歳で死去した。
ピンダーの家族は、「彼が大切にしてきた家族に囲まれる中、北カリフォルニアにある自宅で息を引き取りました」「彼は安らかに眠りにつきました。最期の日々は音楽と家族の愛に満たされたものでした」と、訃報を伝えた。
ムーディー・ブルースのバンド・メイトだったジョン・ロッジ（B/Vo）は、「今日、ロッジ家からマイクの家族へあらゆる限りの愛を…。RIP」と、ジャスティン・ヘイワード（G/Vo）は「マイクは生まれながらのミュージシャンで、温かみと愛を込め、どんなスタイルの音楽でもプレイすることができた」と追悼の言葉をあげている。
ピンダーは結成時の1964年から1978年までムーディー・ブルースに在籍し、ファースト・アルバムから9枚目のスタジオ・アルバム『Octave』（1978年）までを制作。2018年にムーディー・ブルースの一員としてロックの殿堂入りした。生存する最後のオリジナル・メンバーだった。
Ako Suzuki
