黄色いじゅうたん、駆けて迷って 鶴岡・菜の花迷路

菜の花の迷路を楽しむ園児たち=鶴岡市矢馳

 鶴岡市のJA鶴岡青年部大泉支部(渡部政弘支部長)が菜の花で作った迷路の一般公開が25日、同市矢馳の現地で始まった。近くの園児たちが約20アールの敷地に広がる「黄色いじゅうたん」の中を駆け巡った。

 子どもたちに自然と触れ合う遊び場を提供したいと取り組んでおり、3年ぶり4回目。昨年秋に種をまき、30~120センチほどに育った頃に刈り込んで約300メートルのコースを整備した。

 公開初日は大泉保育園の園児約30人を招待した。子どもたちは歓声を上げながら何度も迷路に挑戦し、年長の白幡駿丞(しゅんすけ)ちゃん(5)は「迷うのも楽しかった」とにっこり。佐藤将之副支部長は「子どもたちの笑顔が見られて良かった。ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。

 迷路はJA鶴岡中央支所の約150メートル西側にあり、5月6日まで自由に遊べる。

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