芸術文化の祭典「よこすかフェスタ」 文化会館に約30団体が集結 横須賀市

横須賀を拠点に活動する文化芸術団体の祭典「よこすかフェスタ2024」が5月3日(金)・4日(土)、深田台の横須賀市文化会館で開催される。音楽・演劇・ダンス・民謡などの舞台芸術や、茶道・絵画・俳句の展示などジャンルは様々。新しい横須賀の文化創造を発信する。

各会場では時間を区切ってそれぞれの団体がパフォーマンスを行い、展示室やギャラリーでは作品鑑賞のほか、体験型のブースも楽しめる。4日の午後6時30分から行われるフィナーレには、両日出演した劇団や楽団が共演。「組曲横須賀」にのせて、横須賀の過去と未来を旅するようなミュージカル仕立ての構成になっている。チケットは公演ごとに購入する方式のほか、2日間全公演を観賞できる共通パスや各日のみのパスなど、多様なプラン・価格で販売される。

「それぞれの世界観広げて」

実行委員会は、多くの文化芸術活動が制限を受けたコロナ禍からの「復活」を共通の目標に据えており、「横須賀文化の集大成」を目指し準備を進めている。「ジャンルの違う団体の舞台を見ることができる、これが一番の魅力」と語るのは実行委員長の横田和弘さん。来場者や出演団体が幅広い部類の文化に触れることで「それぞれの持つ世界観を広げてもらうきっかけにしたい」と開催意図をいきいきと話す。

© 株式会社タウンニュース社