H3ロケット3号機 6月30日打ち上げ 種子島宇宙センター 地球観測衛星「だいち4号」搭載 JAXA発表

〈資料写真〉ごう音とともに上昇するH3ロケット2号機=2月17日午前9時22分、南種子町の種子島宇宙センター

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、新型基幹ロケット「H3」の3号機を6月30日に鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。予定時刻は午後0時6分42秒〜同19分34秒。地震や豪雨など災害時の状況把握に使う地球観測衛星「だいち4号」を搭載する。予備期間は7月31日まで。

 H3の1号機は昨年3月に打ち上げに失敗。2段目エンジンなどを改良し、模擬衛星を載せた2号機は今年2月に成功している。「だいち4号」は当初、2号機で打ち上げられる予定だった。

〈関連〉超小型衛星の分離を確認し喜ぶJAXAや三菱重工業の関係者=2月17日午前9時40分、南種子町の種子島宇宙センター

© 株式会社南日本新聞社