ゆめマート新大村が開店 生鮮食品や総菜の品ぞろえ注力 買い物客詰めかけ 長崎

初日から多くの買い物客が訪れた「ゆめマート新大村」の店内=大村市植松3丁目

 イズミ(広島市)が運営するスーパー「ゆめマート新大村」が25日、長崎県大村市植松3丁目の西九州新幹線新大村駅東側にオープンした。同社の出店は長崎市の「ゆめタウン夢彩都」に続き県内2店目。
 同店は主に食料品を扱い、生鮮食品や総菜の品ぞろえに注力。新幹線駅や長崎自動車道の大村インターチェンジに近い立地を踏まえ、地元の物産が並ぶお土産コーナーを充実させた。店舗面積は約2190平方メートル。当初は3月に開業予定だったが、同社のシステム障害に伴い延期していた。
 初日から多くの買い物客が詰めかけ、目当ての商品を買い求めた。オープニングセレモニーでは関係者がテープカット。竹下和弘店長は「大村になくてはならない店になるよう努める」とあいさつした。
 同駅東側で整備が進む複合施設「サクラミライ新大村」に立地。先にオープンした無印良品などの商業施設や建設中のマンションとともに、新大村エリアの都市開発の核となる。園田裕史市長は「新しい大村のライフスタイルを提案する場所にしたい」と述べた。

関係者がテープカットでオープンを祝った「ゆめマート新大村」

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