ファミレス/3月既存店すかいらーく14.4%増、サイゼリヤ29.1%増

ファミリーレストラン主要4社が発表した3月の月次営業情報によると、既存店売上高は、すかいらーく14.4%増、サイゼリヤ29.1%増、ジョイフル12.0%増、ロイヤルホスト5.4%増だった。

客数は、すかいらーく12.3%増、サイゼリヤ21.6%増、ジョイフル6.1%増、ロイヤルホスト1.7%増となっている。

客単価は、すかいらーく1.9%増、サイゼリヤ6.1%増、ジョイフル5.5%増、ロイヤルホスト3.7%増となった。

すかいらーくホールディングス(2023年12月期:売上高3548億円)
既存店売上高14.4%増、客数12.3%増、客単価1.9%増、全店売上高14.0%増。

全体では、店舗での土日祝日の売上最大化に向けた取り組みが順調に進んでおり、収益拡大に貢献した。ガストでは、TVパブリシティ「ジョブチューン」の影響で大きく客数増。番組で紹介された商品を中心に販売数も高く、売上・客単価が伸長している。バーミヤンでは、台湾フェアの麺商品が好評。しゃぶ葉では、寒さの戻りもあり、ラム肉フェアが好調だった。

3月度は、新店5店、リモデル2店、業態転換3店。グループ計2964店舗(改装により一時休業中の10店舗を除く)。

サイゼリヤ(2023年8月期:売上高1832億円)
既存店売上高29.1%増、客数21.6%増、客単価6.1%増。店舗数1030店。

全店売上高27.9%増、客数20.6%増、客単価6.1%増。店舗数1047店。

休業1店舗、閉店5店舗(うち2店舗は既存店に含む)だった。

「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。

■ジョイフル(2023年6月期:売上高590億円)
既存店売上高12.0%増、客数6.1%増、客単価5.5%増。

全店売上高11.3%増、客数5.5%増、客単価5.5%増。

退店1、店舗数合計468店(FC除く)。

ロイヤルホールディングス(2023年12月期:外食事業618億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高5.4%増、客数1.7%増、客単価3.7%増。

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