韓国がパリ五輪出場に失敗 アジアの虎から「アジアの猫に転落」と地元メディア

韓国の黄善洪監督(ロイター)

パリ五輪アジア最終予選を兼ねるU―23アジアカップ(カタール)準々決勝(25日=日本時間26日)で韓国はインドネシアに2―2から延長を経て突入したPK戦の末に10―11で敗れた。パリ五輪切符を逃し、10大会連続の本大会出場はならなかった。

前半15分に先制され、45分に同点とするも48分に勝ち越し弾を許すなど、後手後手の展開。後半38分に追い付くも、延長を経てPK戦の末に敗れた。退席となった黄善洪監督に代わって試合後に記者会見したミョン・ジェヨンコーチは「選手たちは諦めずにやってくれた。最後のPKは運に任せなければならなかった。幸運は来なかった」と語った。

この敗戦について韓国メディア「SPOTVNEWES」は「ドーハの大惨事」「予想外の血闘を繰り広げた。そして40年ぶりの五輪進出に失敗」と報道。同「Xports」は「五輪予選脱落」「ミョンコーチは欧州組を招集できなかった点が全体的な競技力に影響を及ぼしたと認めた」とし「ニュース1」は「アジアの虎」と呼ばれる同国代表の敗戦に「アジアの猫に転落した」と伝えていた。

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