オハイオ州立大学WRマーヴィン・ハリソンJr.がカーディナルスから全体4位で指名

アリゾナ・カーディナルスからドラフト指名を受けたオハイオ州立大学のマーヴィン・ハリソンJr.【AP Photo/Jeff Roberson】

強い姿勢で2024年NFLドラフトに臨んだアリゾナ・カーディナルスが、今回のドラフトで最初のクオーターバック以外の選手を選択した。

現地25日(木)、カーディナルスは1巡目全体4位でオハイオ州立大学のワイドレシーバー(WR)マーヴィン・ハリソンJr.を指名している。

2024年のドラフト候補生の中で、最も欠点のないのがこのハリソンJr.かもしれない。

殿堂入りしたマーヴィン・ハリソンSr.の息子であるマーヴィン・ハリソンJr.には、すぐさまトップレシーバーの仲間入りをするだけの血統と才能がある。

理想的なサイズ――身長約190cm、体重約95klg――と電撃のようなプレー速度、磁力を持つかのような手と、完ぺきなルートランニング。それらを特色とするハリソンJr.は、生産性、実績、今後の成長可能性という典型的な要素を兼ね備えて、NFL にやってくる。

昨シーズンのカーディナルスはドラフトボードを巧みに操作し、追加での指名権を得ていた。今年の彼らは、強い姿勢でほぼ確実な動きに出ている。

現時点で、カーディナルスファンがハリソンJr.のユニフォームを購入することはできない。ハリソンJr.はまだ、NFL選手会(NFLPA)のグループ・プレーヤー・ライセンシング・プログラムに参加していないからだ。リーグの声明には「われわれはNFLPAの権利とハリソン氏の判断を尊重し、ハリソン氏がこの件を解消し次第、ハリソン氏のジャージーやその他の製品を追加できるように備える」と記されている。

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