「空飛ぶクルマ」の場違い感が半端ない。目撃者は言う「噂が本当だったと確認できた」

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三重県四日市市の湯の山温泉にあるロープウェイでの写真が4月20日、Xに投稿され「2度見する案件っ」などと話題になっています。

写真を投稿したのは、ひろる(@kimnagoya)さん。「君そんな場所に存在しないでしょ?感がすごかった」として、ロープウェイのゴンドラに吊るされた軽トラックの写真を投稿。この投稿は1万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼びました。

ハフポスト日本版はひろるさんに話を聞きました。

軽トラックは4月20日、三重県四日市市の湯の山温泉にある御在所ロープウェイのゴンドラに吊るされていたそうです。ひろるさんは理由について次のように語ります。

「御在所ロープウエイは、御在所岳の麓と山頂を結ぶ索道なのですが、この索道は通常の旅客輸送だけでなく、山頂で使用する自動車や重量物を運搬するためにも使用されます」

「御在所岳の麓と山頂は道路では繋がっておらず、ロープウェイが唯一の運搬手段です。今回は、おそらく軽トラックの車検のために運搬されたものだと思います」

吊るされた車はその後「麓の駅で荷を解かれ、自走にて車検工場に向かったものと思われます」と推察。“空飛ぶ車”を見た時の感想については「御在所ロープウェイの『空飛ぶクルマ』は、地元では有名な噂として存在していたのですが、なかなか見ることができませんでした。今回、初めて見ることができ、やっと噂が本当だったことを確認できて嬉しかったです」と話します。

なお軽トラックのナンバー「12-12」については「希望ナンバーで、御在所岳の標高(1212m)にちなんでいるのでは」と考えているそうです。

投稿には「登る道無いから特殊なゴンドラで運ぶのかなぁ」「今もロープウェイでの車両輸送やっているんだ」「2度見する案件っ」という反応が寄せられました。

ひろるさんは、寄せられた反響に対して「この機会に、御在所ロープウェイや湯の山温泉を訪れる人が増えてくれれば、大変うれしいと思います」とコメントしています。

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