【MLB】「大谷翔平はベールを脱ぐべきだ」敏腕記者が“秘密主義”に提言 メリット説く「騙されることはなかったかも」

ドジャース大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのナショナルズ戦に「2番DH」で先発出場。4打数無安打で10試合ぶりに無安打に倒れた。

そんな大谷に、『ニューヨーク・ポスト』の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が「オオタニは謎のベールを脱ぐべきだ」と提言をした。

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■「彼がもっと多くの人を信頼し、話していたなら……」

ヘイマン氏は「ドジャースはスーパースター、ショウヘイ・オオタニを迎えたことに当然ながら興奮している。オオタニは少なくともベーブ・ルース以来最も多彩な選手であり、おそらく最高の選手でもある」と絶賛。

「資金の豊富なドジャースは、97%が後払いの7億ドルという記録的な契約をお買い得だと考えている」とし、大谷の前日までの記録を並べ、OPS(1.129)、打率(.371)、長打率(.695)、安打数(37)、総塁打数(73)、打点数(29)、長打数(21)でメジャーリーグ・トップの成績を根拠に挙げた。

その上で、ヘイマン氏は「ちょっとした疑問が一つある」とし、「彼が信頼できる人間は、彼から1600万ドルを盗んだとされる、元翻訳者で元親友のイッペイ・ミズハラだけなのだろうか?」と問題提起。

同氏は「オオタニは史上最も注目され、最も報道された選手だ」としながらも、「私たちはまだ彼について、彼の成績ラインと野球への愛情以外には何も知らない(最近では金銭に対する知識や関心の欠如、そして親友の悪趣味)」と大谷の“秘密主義”に言及した。

賭博スキャンダルでも「声明文以外のことに秘密主義を貫いたことで、懐疑的な人々の中にはいまだに不思議に思っている人もいる」と、余計な勘繰りを受けるデメリットを指摘。さらに「彼がもっと多くの人を信頼し、話していたなら、元親友に騙されることはなかったかもしれない」とし、「特に、彼が信頼していた一人の男が、まさに避けるべき相手であることが判明したことを考えればなおさらだ」と変わることで得られるメリットも説いた。

同氏は「噂によれば、5月9日(同10日)に水原氏が罪を認め、メジャーリーグが形式的な調査を終えれば、彼はもっと言及するだろう」と踏んでいるが、果たして。大谷に変革のときが来るのか、注目だ。

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