冠婚葬祭の場では、マナー違反な行為が特に目立ってしまうものですよね。恥ずかしい思いをしないためにも、日頃から正しいマナーを身につけておきたいものです。今回は、結婚式で失敗してしまったエピソードを友人から聞きました!
友人の結婚式に招待された!
私は先日、学生時代からの友人に招待され、結婚式に参列してきました。これは、その時に経験したエピソードです。
結婚式の会場は伝統ある教会のチャペル。
レトロで厳かな雰囲気に、私は気を引き締め、「マナー違反なことをしないように気をつけないと……」と、早々にスマホをマナーモードに設定しました。
さっそく撮影開始!
音は出ないようにしたし、これで安心!
やがて結婚式が始まり、新婦が父親とともに静かに入場してきました。私は感激しつつ、「この瞬間を動画におさめたい!」と、スマホで動画撮影を開始したのですが……。
なんと、すぐに教会のスタッフが慌てた様子で飛んできて、「申し訳ありませんが撮影はご遠慮ください」と小声でたしなめられてしまいました。
周囲を見渡して赤面
その時になって初めて私は周囲を見渡し、スマホを手にしているのが自分だけということを知りました。
実は正式なキリスト教の結婚式は、結婚式を礼拝として行っているところも多く、その教会では礼拝中の撮影は禁止されていたのです。
今までもチャペルでの結婚式に何度か出席したことはありました。ただ、その時は撮影OKだったので、てっきり今回も大丈夫だと思い込んでいたのですが……。
慣れない場所では要注意
結婚式が始まる直前、招待客に向けてアナウンスもあったようですが、運悪く私はトイレに行っていてその説明を聞けていなかったのです。そのため1人だけ空気を読まずにスマホを構えてしまい、恥をかくことになったのでした。
せっかくの友人の結婚式で、まさかの失敗をしてしまい、その後の指輪交換や誓いのキスの場面でも式に集中することができない残念な結果に……。
皆さんも、「結婚式=撮影OK」と思い込まず、ちゃんと確認するようにしてくださいね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの