電気自動車を充電していて発覚 合鍵を作り空き家に侵入して約1か月生活した疑いで男(25)逮捕

長崎県大村市の空き家に正当な理由なく侵入したとして25日、25歳の男が邸宅侵入の疑いで逮捕されました。男が敷地内で電気自動車を充電していたことで事件が発覚しました。

逮捕されたのは住所不定で自称アルバイト従業員の男(25)です。

男はことし3月28日から4月25日まで大村市宮小路3丁目の空き家に正当な理由なく侵入した疑いが持たれています。

警察によりますと、今月25日に空き家を管理する不動産会社が、空き家の敷地内で充電している電気自動車を発見。警察に「管理する空き家に私物がある。知らない男がいる」と通報しました。

駆け付けた警察官が近隣住民に話を聞くなどし男の犯行が明らかになったとして、25日、邸宅侵入の疑いで緊急逮捕しました。

警察によりますと、男はカギ業者に「勝手口が開かない」と相談して合鍵をつくり家屋に浸入。自身の名前を記した表札を掲げ、およそ1か月間生活していたということです。

調べに対し男は「違う家に住みたかった。インターネットで物件を見つけた」と話すなど容疑を認めているということです。

警察が事件の詳しい経緯を調べています。

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