日光二荒山神社中宮祠で開山祭 登山シーズンスタート 「安全に楽しんで」と宮司

登拝門の扉を開ける神職

 男体山など日光連山の山開き神事「開山祭」が25日、奥日光の日光二荒山神社中宮祠で行われ、本格的な登山シーズンが始まりを告げた。

 神事には地元の代表者、警察、消防関係者ら約50人が参列し安全を祈願。男体山に通じる登拝門へ移動後、中麿輝美(なかまろてるみ)宮司が門のかんぬきを外し、男体山に続く扉が開かれた。

 同神社によると、この日は午前中に100人以上が山頂を目指した。閉山日は11月11日。中麿宮司は「安全に配慮し、登山を楽しんでほしい」と話した。

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