金正恩氏 “新技術”用いた放射砲試験発射に立ち会う ウクライナに侵攻するロシアへの輸出用か

北朝鮮メディアは、金正恩総書記が25日「新技術」を取り入れたとする放射砲の試験発射に立ち会ったと報じた。

「輸出用」との見方も出ている。

朝鮮中央テレビは26日朝、金総書記立ち会いのもと、25日に放射砲の試験発射が行われたと写真付きで報じた。

公開された放射砲は、北朝鮮が23日に公開した600ミリ口径の「超大型放射砲」より小型の240ミリ口径で「新技術」を取り入れたほか、新設された「国防工業企業所」で製造されたとしており、金総書記は「軍需生産計画を必ず質的に遂行する」と強調した。

北朝鮮の放射砲開発は悪化する南北関係に対応する一方、ウクライナに侵攻するロシアなどを通じて経済的利益を得るための「輸出用」との見方も出ている。

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