千葉県産商品の味体験して 調味料やお菓子24商品 きょう26日開業 試食専門店に千葉県ブース

「おためし本舗 試食屋」内の県ブース(イメージ、県提供)

 千葉県は、県産品の販路拡大支援の一環で、26日に千葉市美浜区のイオンモール幕張新都心に開業する体験型ショールーミングサービス店舗「おためし本舗 試食屋」に県ブースを出展する。同店は展示する全商品を無料で試食でき、気に入った商品を購入できる。県ブースは調味料やお菓子など県産の24商品を用意。県の担当者は「商品の魅力的な味を体験してほしい」とアピールしている。

 同店はコンサルティング会社「Liva」(東京)とイオンモールが協業して初めて開設するPRスペース。Livaが店舗運営などを、イオンモールが販促サポートなどをそれぞれ担当する。全体で約350商品が展示され、全てを席に座って試食することが可能。その場で購入できる商品もある他、QRコードでネット注文できる。

 また、試食の際に客に答えてもらった感想などのアンケート結果を事業者などにフィードバック。事業者は今後のマーケティングや商品開発に活用することができる。

 県ブースには落花生のサブレやピーナツバター、かつお節などの振りかけ、オリーブオイル、ポン酢など県内事業者の“自信の逸品”をそろえた。県観光政策課は展示商品が多くの県民の目に触れるとともに、各事業者と企業の取引が始まるきっかけになることも期待。商品は今後、定期的に入れ替える。

 同課は「スーパーなどにあまり流通していないが、一度味わえばファンになること間違いなしの商品ばかり。多くの県民に味わってもらい、さらに意見も寄せてほしい」と話してる。同店はイオンモール幕張新都心エキマエモール1階。

© 株式会社千葉日報社