最大10連休となるゴールデンウィークが、27日から始まる。
歴史的な円安の中、早くも出国ラッシュが始まっている。
成田空港の国際線の出発ロビーでは26日朝、出国する人たちの長い列ができていた。
マレーシアへ向かう人「(円安の影響は?)やっぱり高いなと思いますね。国内でご飯食べるのとかと変わらないぐらいの金額になってるかなと思う」
ウズベキスタンへ向かう人「やばい。めちゃめちゃありますね。いやもう、ドルが高すぎて、米ドルが。やっぱり、いくら持っていこうかなとすごく悩みます」
成田空港によると、26日に成田空港から出国する人は約4万8000人と見込まれていて、27日に出国のピークを迎える。
また、ゴールデンウィーク期間中、2023年より10万人以上多い約43万8000人が出国するという。
一方、羽田空港でも、ゴールデンウィークを、ふるさとや行楽地で過ごす人たちの姿が見られた。
沖縄へ向かう人「おきなわ。海であそぶ」、「きれいな海を見せたいのと、あと、水族館。2人とも好きなので、水族館に行きたいと思います」
国内線の下りのピークは日本航空、全日空ともに27日で、4月19日現在の予約率は80%を超えている。
特に、沖縄便の予約が好調で、2023年を上回っているという。
一方、鉄道の下りのピークは、ゴールデンウィーク後半の5月3日で、東海道新幹線「のぞみ」は、3日午前中は、すべての列車で満席となっている。
また、高速道路の下りのピークも5月3日で、40kmを超える渋滞も予測されている。