S&P、ボーイングの格付け見通し引き下げ ジャンク級に迫る

Shankar Ramakrishnan Allison Lampert

[25日 ロイター] - 格付け会社S&Pは、米航空機大手ボーイングの信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたと発表した。長期格付けは投資適格級で最も低い水準で、投資不適格級(ジャンク級)となるリスクが高まった。

ボーイングのキャッシュフローと融資枠使用率の改善がさらに遅れる可能性を反映しているとした。

長期格付けは「BBBマイナス」、短期格付けは「A─3」で据え置いた。2024年に満期を迎える債務を返済するの十分なキャッシュフローを創出できないと予想した。

格付け会社ムーディーズは24日、ボーイングの信用格付けを投資不適格級の一歩手前まで引き下げた。ボーイングは同日に第1・四半期決算を発表していた。

同社は1月にアラスカ航空が運航していた「737MAX9」の側壁が吹き飛ぶ事故を受け、737MAXと787ワイドボディー機の生産を縮小している。

© ロイター