富士通レッドウェーブ 優勝の喜び、再び噛みしめ JR川崎駅そばで「報告会」 川崎市高津区

あいさつに立つ選手ら

女子バスケットボールWリーグで16年ぶりに優勝した富士通レッドウェーブが4月19日、ラゾーナ川崎プラザルーファ広場(幸区堀川町)で川崎市主催の優勝報告会に出席した。テーブスヘッドコーチ、宮澤夕貴主将、町田瑠唯選手らが参加し、集まったファンと喜びを分かち合った。

テーブスヘッドコーチは「皆さんの応援のおかげで優勝できた。シーズン前はけが人が多く大変だったが選手とスタッフはよく頑張った。連覇を目指して頑張る」とあいさつ。町田選手は「優勝した瞬間、色々な人の顔が浮かんだが、実感が湧かなかった。きょう祝福してもらい優勝したことを実感した」と語った。

ファンも祝福

報告会には1000人のファンが駆けつけ祝福した。ひがし東安奈さんは今シーズン全試合観戦。「チームが苦労した部分を見てきた。報告会で成長していることを改めて実感した」と感慨深げ。中原区在住の市川雅美さんは「優勝の喜びをもう一度噛みしめることができた。V2を目指してほしい」と期待を寄せた。

報告会では市からスポーツ特別賞が贈られ、福田紀彦市長から賞状や記念品などが手渡された。また、南河原ミニバスケットクラブ「BallersBee」に所属する女子児童からお祝いの花束が贈られた。

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