燃料デブリに触れて発生する「汚染水」 2023年度は一日あたり10トン減少《東京電力・福島第一原発》

2023年度に発生した「汚染水」の量は、前の年と比べて1日あたり10トン減少した。

福島第一原発で地下水などが燃料デブリに触れて発生する「汚染水」の量は、2023年度1日あたり平均で80トンだった。前の年よりも10トン減少していて、2025年度までの目標、「1日100トン」を前倒しで達成した。
2024年度計画されている処理水の海洋放出の量から発生量を差し引くと、タンクにして25基ほど減少する見通し。

福島第一原発では4月24日作業ミスが原因と見られる停電が発生し、放出が一時停止したが、今後の計画に影響はないということだ。

© 福島テレビ