大野台中野球部 初の全国、ベスト16 強豪校から収穫も 相模原市南区

ベスト16入りを果たした大野台中野球部=同部提供

中学野球の三大大会のひとつ「第15回全日本少年春季軟式野球大会」が3月23日から28日まで静岡県で開催され、神奈川県代表として出場した大野台中野球部がベスト16入りを果たした。

同大会初出場となる同校は2回戦で名門・門真ビックドリームス(大阪府)と対戦。3点を先制されるも、粘り強く戦い5回裏に同点、延長タイブレークへ。相手のフォアボールから好機をものにし6対5で接戦を制した。続く3回戦は強豪・明豊中学校(大分県)に5対0で敗戦した。

主将の八鍬陽斗さんは「出場するからには『優勝』を目指していたので、正直悔しい。僕たちならもっとできたはずと思う場面も沢山あった」と悔しさを吐露。「強豪チームの挨拶、素早い行動、声の大きさなどは見習うべきところがあった。夏の全国大会に出場することが目標。バッティングに力を入れて得点力を上げ、守備力に磨きをかけ目標を達成できるように努力していく」と抱負を語った。

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