【速報】給食の牛乳に違和感、腹痛の訴えも 仙台の20校から報告

仙台市中心部=2023年

 仙台市内の小中学校20校で25日昼の給食に出された牛乳を飲んだ複数の児童生徒が味に違和感があると訴えていたことが26日、分かった。市教委は製造業者に原因の調査を依頼するとともに、牛乳の提供を当面見合わせる。
 市教委健康教育課によると、牛乳は東北森永乳業(宮城野区)が製造し、25日は200ミリリットル入りパックが138校、計5万9626個配送された。うち5区の計20校で、児童生徒が「味がいつもと違う」などと話し、一部で腹痛を訴えた。重篤な症状はないという。
 同課の担当者は「広域で同様の報告が上がっており、学校の管理より、製造過程に問題があった可能性がある」と話す。

© 株式会社河北新報社