ロッテ種市の地元・青森県三沢市が冠協賛 8月1日は「THIS IS MISAWA」ナイター

締結式に参加した種市投手(左から3人目)と佐々木投手(同4人目)。種市投手の左隣は小桧山市長=24日、ZOZOマリンスタジアム(千葉ロッテマリーンズ提供)

 青森県三沢市は25日、同市出身の種市篤暉(あつき)投手が所属する千葉ロッテマリーンズの冠協賛試合を8月1日(対・埼玉西武戦)に行うと発表した。「THIS IS MISAWA」ナイターと銘打って市を挙げて応援し、本拠地のZOZOマリンスタジアムを三沢一色に染める。

 当日は市内の児童生徒による始球式を想定。小桧山吉紀市長がチームに記念品を贈呈する。球場外周・内周エリアに販売ブースを設け地場産品を売り出し、バックスクリーンの大型ビジョンでもPRを盛んに行う。地元後援会では特製ののぼりを10本作成。応援ツアーも現在企画中という。

 24日、同スタジアムで三沢市と千葉ロッテとのオフィシャルスポンサー契約締結式が行われ、小桧山市長のほか種市投手本人も出席。日程が合わず種市投手の登板が実現しない場合は、始球式の打者といった何らかの形での登場が考えられる。

 種市投手は球団を通じて「千葉ロッテマリーンズに入団したことで、僕の地元の三沢市とマリーンズがつながったことをうれしく思う。登板する機会があれば地元を盛り上げるために頑張りたい」とコメント。同日は後輩の佐々木朗希投手にゆかりの深い岩手県大船渡市の自治体関係者らも締結式に臨んだ。

 種市投手は三沢二中、八工大一高を経てプロ入り。右肘のけがを乗り越え、昨季初の2桁勝利を挙げた。今季も先発投手陣の一角を任されている。

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