メキシコのモンテレイ出身、2024年6月には初来日公演が決定している姉妹ロック・トリオ、ザ・ウォーニング(The Warning)が最新シングル「Qué Más Quieres」のミュージック・ビデオを公開した。
ダニエラ(ギター、リード・ヴォーカル)、パウリナ(ドラム)、アレハンドラ・ヴィラレアル(ベース)によるバンドが公開した同ビデオは、MTV Live、MTVU、MTV Biggest Pop、そしてMTVのグローバル・ネットワークでプレミア公開され、NYのタイムズスクエアになるのパラマウント・タイムズスクエアのビルボードにも登場した。
「Qué Más Quieres」は、6月28日にリリースされる彼女たちのニュー・アルバム『Keep Me Fed』からの先行シングルとなる。
<YouTube: The Warning - Qué Más Quieres (Official Video)>
全編スペイン語の「Qué Más Quieres」のエネルギーは、曲全体のダイナミクスにマッチしている。画面上のアップビートなサウンドの起伏を反映するように、魅力的なストーリーがノンストップ・アクションで展開される。
陰謀渦巻く世界に放り込まれた彼女たちは、マリアッチ風の衣装でステージを盛り上げ、高賭け金のポーカーゲームに身を投じ、さまざまな予測不可能な混乱を乗り越える。スパイ映画のような雰囲気が漂うこの作品は、彼女たちにとって最もエキサイティングなビデオに仕上がっている。
バンドは先日、アントン・デロストとダン・ランカスターがプロデュースを手掛ける新曲「Automatic Sun」を発表し、広く称賛を浴びた。WEBメディアのOnes To Watchは、同曲について、「ギター・リフを通してハーモニックの複雑さが際立ち、そこに完璧なピッチのヴォーカルが加わることで、このグランジ・アンセムに素晴らしいパンチを与えている」と絶賛している。
さらにClassic Rockは、「今聴くべき最高のロックの新曲。ロイヤル・ブラッドとミューズの力強く深みのある色合いを燻るような影で縁取ったこのタイトでグルーヴィーなファズの祭典が証明しているように、メキシコの姉妹トリオはますます力をつけている」と称し、さらに、1883は「ヘヴィなリフ、激しいヴォーカル、魅惑的なメロディーに満ちている」と評している。
バンドは母国メキシコの“Tacte Pa’l Norte Festival”で披露した「Automatic Sun」のパフォーマンス映像を公開している。
バンドはニュー・アルバム『Keep Me Fed』の発表に先駆けて、先月、「Hell You Call A Dream」と前述のスペイン語の 「Qué Más Quieres」 の2曲を先行リリース。これらの楽曲は、全世界で100万回以上のストリーミング再生を記録しており、ローリング・ストーン・メキシコ誌、ロック・サウンド誌などでも取り上げられている。
Written By Will Schube