松本まりかが高橋一生主演ドラマ「ブラック・ジャック」で絶望の淵に立つ“獅子面病”患者を繊細に表現

松本まりかが、テレビ朝日系で6月30日に放送されるテレビ朝日ドラマプレミアム「ブラック・ジャック」(午後9:00)に出演することが分かった。獅子面病に冒された患者の“想像を絶する境地”を表現する。

「ブラックジャック」は、テレビ朝日で1981年に加山雄三主演で初めてテレビドラマ化され、その後、2000年にTBSで本木雅弘主演のテレビドラマが制作された。ほかにもさまざまな実写版、舞台版が生まれ、作品によっては大幅なアレンジも施されてきた。令和の時代に紡がれる本作では、高橋一生が主演を務め、監督・城定秀夫氏、脚本・森下佳子氏、ビジュアルコンセプト/人物デザイン監修/衣装デザイン・柘植伊佐夫氏と、そうそうたる鬼才クリエーターたちが集結している。

ブラック・ジャック(高橋)は、神業ともいえる手術の手腕を誇る、無免許の天才外科医。その医療技術で人々を救う単純なヒーローではなく、ドライであるが故に冷酷にも見える。表には見せない優しさや少しコミカルな面も持ち合わせ、超人的でありながら人間くささも併せ持つ。そんな孤高の主人公の暗躍を映し出す。

多岐にわたる作品で卓越した演技力を見せてきた松本が、「ブラック・ジャック」の原作にも登場する奇病である“獅子面病”を患い、絶望の淵に立たされた患者役を、妥協なく繊細に演じる。

獅子面病とは、骨がどんどん膨れ上がり、顔面が獅子のような恐ろしい形相に変形してしまう治療法不明の病。今回、特殊メークで立体化した獅子面病の顔、病を隠すために装着した馬のマスク姿、そして美しき素顔という、松本の3面ビジュアルが公開された。写真だけでも、思わず胸が締めつけられる仕上がりだ。

そんな病に冒され、出口の見えない深い悲しみと苦痛に打ちひしがれる患者の心情を、松本はどのように表現していくのか? そして、高橋が扮(ふん)するブラック・ジャックは、彼女を救うことができるのか…!?

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