「ATMでおろしたはずのお金が無くなった」通帳に挟んだ状態から、90代の男性が落とした17万円を…拾って上着のポケットへ、10日後に逮捕の73歳「このお金で生活しようと思って、盗みました」

窃盗事件として捜査している釧路警察署

15日午前、北海道東部の釧路町の大型ショッピングモールで、90代の男性が落とした現金17万円を盗んだとして、73歳の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、釧路市鳥取北に住む73歳の無職の男です。

この男は15日午前9時すぎ、釧路町の大型ショッピングモールで、90代の男性が落とした現金17万円を盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、男性はATMで現金をおろし、通帳に挟んだ状態にしていました。

その後、店内のイスで休息していた際、床に現金を落としたことに気づかず、そのまま立ち去り、拾った男が上着のポケットに入れ、逃げたとみられています。

気づいた男性は「ATMでおろしたはずのお金が無くなった」と近くの交番に相談。警察は、防犯カメラの映像などから男を割り出し、事件発生から10日の25日、逮捕しました。

取り調べに対し、73歳の無職の男は「お金が欲しかった。このお金で生活しようと思って、盗みました」などと話し、容疑を認めているということです。

警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。

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