いわゆる「核のごみ」最終処分場を巡り原発が立地する佐賀県玄海町の議会は、第一段階の調査にあたる「文献調査」について本会議で「受け入れを求める請願」を採択しました。
「核のごみ」の文献調査受け入れの請願は、玄海町の飲食業組合など３つの団体が産業振興のひとつなどとして求めていました。
２６日、玄海町議会の本会議では、全議員が出席して議決権のない議長を除いた賛成多数で採択されました。
受け入れの最終的な判断は町長に委ねられ、「５月中には決断する」としています。
一方、佐賀県の山口知事は、「新たな負担を受け入れる考えはない。
国全体で考えるきっかけにしてほしい」などとしています。
