鶴巻温泉春まつり 実証実験で会場拡大 弘法の里湯駐車場などを追加 秦野市

昨年の鶴巻若衆囃子によるステージ発表

鶴巻温泉春まつりが4月29日(月・祝)、鶴巻温泉駅北口広場を第1会場に開催される。今年は駅周辺のにぎわい創造に向けた実証実験が行われ、新たにキッチンカーなどが出店する第2会場を設けて会場が分散・拡大される。秦野市観光振興課は「回遊性の向上や滞留時間の増加を図るとともに、来場者に向けたアンケート調査で効果を検証する」と話している。

秦野丹沢まつりの一環として、鶴巻地区の活性化と地域交流を目的に、地元自治会と商店会が中心となって行っているイベント。2019年の実施以来、コロナ禍で中止となっていたが昨年4年ぶりに開催された。

例年、会場は鶴巻温泉駅北口広場だが、今年は新たに弘法の里湯駐車場、弘法の里湯温泉横丁、宮永岳彦記念美術館市民ギャラリー、市立つるまき北公園が第2会場に追加された。

北口広場では例年通り各団体によるステージ発表が行われる。当日午前11時の開会式後、11時20分の鶴巻若衆囃子による演奏を皮切りに、チアリーディングや、各種ダンス、よさこいなど午後6時の閉会式までさまざまな発表が行われる。

弘法の里湯駐車場では、ホットサンドやラーメンなどキッチンカーが多数出店し、温泉横丁では物販や健康診断が行われる予定。市民ギャラリーでは、子どもから大人まで楽しめるワークショップを多数実施。申込み・予約は不要で、手ぶらで参加できる。つるまき北公園はベンチ・テーブルが設置され休憩所となる。時間は午前11時から午後6時まで(北口広場模擬店営業は午後7時まで)。

子ども向けイベントも

また、今回は子ども向けイベントとして、各会場のクイズに挑戦して景品を獲得できる謎解きクイズラリー」(小学生以下対象)や「子ども食堂」(中学生以下、高齢者対象)もあわせて実施。クイズラリーの回答用紙は北口広場本部席で配布、子ども食堂は北口広場子ども食堂ブースで正午と午後2時の先着30人に配布される予定だ。

イベントの問い合わせは、川上商会・川上さん【電話】0463・77・1313または、串やいち・野原さん【電話】0463・78・1708へ。

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