渋野日向子 ポアナ芝に大苦戦でイライラ「感触良くない」「入る気がしなかった」

渋野日向子

米女子ゴルフツアーの「JMイーグルLA選手権」初日(25日=日本時間26日、カリフォルニア州のウィルシャーCC=パー71)、渋野日向子(25=サントリー)は2バーディー、5ボギーの74で3オーバーの99位と出遅れた。

前週の今季メジャー初戦「シェブロン選手権」で今季初の予選通過を果たした渋野は、この日は前半で2つスコアを落とすと、後半も伸ばせなかった。パー5で2つボギーを叩くなど、良いところがなく、イライラを募らせる場面もあった。パーオン率55・6%でパット数は30。チャンスもつくれず、グリーン上でも大苦戦した。

渋野はパットについて「読み切れてない部分もあったし、自分が打った感触も良くない感じだったので、今日は入る気がしなかった。打った瞬間から入らないというのが多かった。グリーン上でバーディーを取れるように頑張りたい」とし、ショットについても「もうちょっとしっかり頑張りたいと思います」と課題を口にしていた。

試合を中継する「WOWOW」で解説した藤野オリエは渋野について「元気がなくなってしまうのは良くないので、ちょっと腹が立っているくらいの感じが非常にいいことと思う」とし、ラウンド解説の片平光紀は「イライラする部分はあったと思うんですけど、ビッグスコアを出せる力はあるので、自信を持ってプレーしてほしい」と再起を期待していた。

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