近藤真彦「沢田研二さんがやっぱ好きだった…」若者に聴いて欲しい歌を熱弁するも、昭和感ある歌詞には…

歌手で俳優の近藤真彦が21日放送の『行列のできる相談所』に出演。“若者に聴いて欲しい歌”をプレゼンした。

この日は、『おじさんにも刺さる歌vs若者にも刺さる歌』と題した企画で、お互いの世代の歌詞がハートに刺さるのかを検証。 “おじさんチーム”として出演した近藤は、トップアイドルの地位を確立していた当時について、「寝てないから、ストレスを発散する場所がない。壁叩いてました。もうイライラして」と回顧。

さらに、あるコンサートのオープニングでは勢いよく登場し、バランスを崩して転倒。病院に駆け込むと、手首を骨折していて、「痛くてしょうがない」状態だったというが、「マネジャーとかみんな来て、“みんな待ってるよ”って言うんだよ。“戻ります”って言って戻って」と、その後コンサート会場へ戻り、待機していたお客さんの前で1時間熱唱し、歌番組に骨折したまま出演したことを明かすと、スタジオは騒然。

そんな激動のアイドル時代を過ごしてきた近藤が「名曲だなこれは。泣けてくるね俺、この詩。当時のことほんと思い出す」と語る、若者に聞いて欲しい歌は、天地真理『ひとりじゃないの』(1972年)。

その中でも、特に聞いて欲しい歌詞が、“ひとりじゃないって すてきなことね”だと話した近藤は、「子ども心に、ちょっと響いたよ」と振り返り、「学校から1人で帰る時に工場があって、つなぎのお兄ちゃんが必ず裏でタバコを吸ってて、その時に掛かってた曲、その曲なの」と回顧。そして「別に友達いなかったわけじゃないんです、僕。“ひとりじゃないって〜”って頭の中にあるから。だから今でもすごく好き」と思いを告白。

さらに「沢田研二さんがやっぱ好きだったんですよ」と打ち明けた近藤は、『カサブランカ・ダンディ』もイチオシ。「イントロカッコ良かったでしょ。イントロでお酒口に入れて、フーッとか吹いて、“こんなことやっちゃっていいのかな?”とか思った」と沢田のパフォーマンスに思いを巡らしたが、「“ききわけのない 女の頬を 一つ二つはりたおして”って歌だよ。そんなことしちゃダメ!絶対ダメだよ」と、昭和感のある歌詞にツッコミを入れ、笑いを誘った。

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